PROJECT

備蓄缶プロジェクトで能登に備蓄缶を届けました

2016年、宮崎海洋高校と地元企業㈱器が連携し、南海トラフ地震等の大型災害に備えるため、宮崎海産物を原料に使用した災害時非常食「備蓄缶」を開発。西日本豪雨災害時には、地元企業等に呼びかけ被災地に備蓄缶を届けるという「備蓄缶プロジェクト」を実施しました。

開発からこれまで9年間、高校の授業、部活の一環として先輩から後輩に想いを繋ぎながら、毎年新メニューを開発しています。

今年1月の能登半島地震の報道を受け、被災し現在も仮設住宅の生活を余儀なくされている方々にプロジェクで作った備蓄缶を届け、少しでも元気を取り戻してもらいたいということで被災地への想いを届けるべく、クラウドファンディングを活用した資金調達を行いました。MOCはクラウドファンディング後方支援(記事作成等)として協力しました。クラファンはこちら

クラファンと合わせて学生自ら宮崎の地元企業へ赴き、このプロジェクト趣旨および備蓄缶設置へのお願いに動いた結果全部で「2646缶」の善意が集まりました。
それらを届けるべく、8月21日から23日に地元企業・宮崎海洋高校・MOCが能登被災地を訪問しました。現地視察は、輪島市、珠洲市、能登町を訪問。能登半島地震から8か月経過した今も現地では倒壊した家屋等が散見され、まだまだ、復興には時間と経費がかかりそうです。

能登では石川県立能登高校に訪問し、宮崎海洋高校の学生から能登高校の学生へ備蓄缶をお預けすることができました。

能登高校の学生さんから仮設住宅への皆様へ直接お届けいただいています。
一日でも早く安心した生活が戻ることを願うと同時に、日常の大切さを考える機会となりました。

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